アトピー性皮膚炎を含めた、「アレルギー」に関する話題を語る際に
必ず沸いてくる疑問と言えるものであり、当事者からすれば是が非でも知りたいこと
これからの<希望>となる可能性があるものとして、「完治」に関する問題があります。

「完治することはあるのか」ということ、それに加えて「何をすればいいのか」について
「どうなれば完治と言えるのか」は最大の疑問でもあり、同時に希望でもあります。

結論から言えば、

「アレルギー」に関するものは、「なくなる」可能性があります。

アトピーの発作を含め、「アレルギー反応が起きなくなる」ことはあり得ることです。

しかしながら、乾燥肌・敏感肌というものは「体質」であり
基本的には「完治」という概念には、該当しないものになります。

残念に思った人、希望が湧いてきた人それぞれだと思われますが
「アレルギー要素」の克服だけであっても、<非常に重い>人からすれば
大きな希望となり、<これらかのケアへの気持ち>にとっても、重要なものになるはずです。

そして、その希望を持ってアプローチを続けることこそが
<極めて完治に近い>状態にするために、必要なことなのです。

「必要な状態」を作るためには時間がかかる

アレルギーと体質に関する要素は、痒みの発生メカニズムにも言えるように
根本的には、分けて考える必要があるものになりますが、その関係性は非常に高いものと言えます。

まず第一に、これらの体質には「保湿成分」が極度に不足しているという特徴があります。

そして、その<弱いバリア>が破られてしまうことで
またその積み重ねによって、<極端な反応>を起こしてしまうことは珍しいことではありません。

これは、「後天的なアトピー性皮膚炎」とも言える症状も含まれ、
比較的発症が遅いといえるアトピー性皮膚炎の症状は、極端な肌の乾燥がきっかけとなります。

そしてアトピー性皮膚炎という、本来は「アレルギーの一種の症状」を
<完治>と言えるまでに克服するためには、この<乾燥を防ぐ>ことが絶対条件であり
「水分を与えている状態」においてのみ、<極度な改善>を望むことができるのです。

その状態にもっていくことが何より重要と言えますが、
そうなるまでに必要な時間が、どれくらいであるかは
「人による」としか言えないこともまた、事実です。

水分を<与え続ける>ことが欠かせない

大人になってから(後天にな)発症する、アトピー性皮膚炎というのは
もともとアレルギーの体質的要素を持っていた、と考えることもできますが
やはり「乾燥の放置」ということが、最も大きな要因と言えます。

<限界を超えてしまった>のです。

そして、「アレルギー反応としてのアトピー性皮膚炎」を克服することを考えた際には
それとは逆に、「反応を起こさなくて済むくらい瑞々しい肌」を用意しておく必要があります。

アトピー肌というのは、

  • 過剰反応を起こしやすい
  • 過剰反応が起きるハードルが低い

以上の2つの条件を含む状態です。

そういった「爆弾」のような、簡単に壊れてしまう肌を
<それでもアレルギー反応を起こす必要がない>レベルにまで、持ってくるのです。

これは「油性肌」である必要はありません。

まずは「少し乾燥肌」と言える状態を目指しましょう。

何よりもあきらめずに<継続>することが重要

非常に概念的な解説になってしまいましたが、大切なこと・実践的な働きかけとしては
「保湿」を続けるということが、最も重要で・地味で・地道な一歩になります。

「寝て起きたら治っている」ということは、現実的には難しことであり
また同時に<ありえないことではない>こともでもあります。
(実際に、短期的に体質が変化した例はたくさんあります。)

しかしながら、着実に克服へと近づくためには
症状を出さない・出ないようにする、という状態・そういった肉体組織を
少しずつ作っていくことだけが正しいアプローチであると言えるのです。