「アトピー」とは、そのほとんどが「先天的」な要因によるものであり
その要素を持って生まれてきた後には
「どうすることもできない」という側面があります。

生後3~4ヶ月程度で、その兆候が見られる場合もあり
およそ2ヶ月の観察期間・診察を経て「陽性」と判断され
それ以降から、特別なケアを始める・継続することになります。

しかしながら、アトピー性皮膚炎を含めたアトピーの症状は
「乳児アトピー」と呼ばれる、上記のケース以外・時期にも発症するものであり
むしろ、「それ以降」から発症するケースの方が多いとされています。

「乾燥肌」は「アトピー」に発展する?

そもそも、「ただの乾燥肌」「アトピー性皮膚炎」
基本的・根本的な違いは「アレルギーを持っているか否か」であり
これは最も典型的な類似症状である「痒み」に関しての
発生するメカニズムにも、同じことを言うことができます。

ただし、日ごろから乾燥肌に悩んでいる・極度に敏感肌だと実感している人は
「本来アトピーであった」ということも考えられ
皮膚の「慢性的な炎症」「一時的な炎症」がきっかけとなり
アトピー性皮膚炎が「開花」してしまうことも考えられます。

アトピー性皮膚炎の症状は、そのほとんどが20歳までに出るとされていますが
20歳を過ぎて、30歳、40歳になっても、重い症状が現れることもあるのです。

「敏感肌」はアレルギーの症状かも?

乾燥肌・敏感肌であるということは、一般的に「バリア機能」と呼ばれている
肌を守るための機能が弱く、<炎症を起こしやすい>といった特徴があります。

「油性肌」の人に比べて、「アレルギー」の素質を持っている「可能性」が高いと言えます。

  • 専用ローションを付けても、髭を剃った後は翌日も痛む
  • 冬場のお風呂上りに、肌がピリピリする

これらの症状に該当する人は、疑ってみることも必要です。

そして、万が一アレルギーの要素を持っていた場合には
「いつ発症するか分からない」ということを、忘れてはなりません。

バリア機能の劣化でリスクは上昇する

「バリア機能」と呼ばれているものは
「本当に大切な組織」を守るために存在する
皮脂・表皮(肌の最も表面にある皮膚組織)に加え
より深い「免疫機能」といった要素も含まれます。

このバリア機能が破壊される要因としては

  • 乾燥肌の放置(傷口の放置)
  • ハウスダスト(今までにない要因)
  • 不摂生な生活(栄養不足)

といったものが考えられ、更に「ストレス」等によって乱れた
「自律神経」の乱れが、上記の様々な要因につながることも多いです。

特に「乾燥肌に対して何もしない」ことで
ただでさえ弱いバリア機能の、限度・許容量を超えてしまい
局地的にアトピーの症状が始まり、その後広まる可能性も考えられます。

また、非常に珍しい例ではありますが
「何らかが原因でアトピーが作られる」可能性があることも
最近になって、注目されていることになります。

特に、日々開発され続ける「新たな成分」
建築素材を始め、様々な生活環境に普及し続けます。

「科学の発展」によって、招かれるアレルギー要因は
誰にでも、アトピーを発症させるリスクがあると言えます。