年をとることによって、肌質が劣化することは
常識としても、また実感としても感じていることと思います。

そしてこの現象は「もともと肌が弱い人」な場合に、より深刻ななものとなります。

肌の状態というのは、露出部の多い服装をする際に目に入るものであり
「見た目」の要素を、判断しやすい・されやすいものです。

だからこそ、女性が年をとっていく過程で最も気になる要素とも言えます。

肌質の悪化を感じるタイミングとしては、

  • 乾燥しやすく・カサカサになりやすくなった
  • 「肌荒れ」が起きやすい・治りにくくなった

何より見た目として、「しわ」「たるみ」等が
目立ってくることによって、「崩れて来たな・・・」と感じるはずです。

年をとることによって、肌の状態が崩れてしまう要因は
数えきれないほど存在し、根本的な要因からリスクの上昇によるものまで様々です。

1つ1つの細胞の劣化

そもそも年をとることによって、劣化していく要素とは
肌質だけでなく、あらゆる器官の細胞が劣化していきます。

<元気がなくなってくる>のです。

これは、

  • 元気な細胞を作る機能
  • 細胞を正常に働かせる能力
  • 細胞の健康を保つ能力

全てが衰えている結果であり、内臓の働きといった
根本的な体の能力の衰えによるものになります。

細胞の劣化による代謝の低下

古い細胞を排出し、新しい細胞を生み出すメカニズムを
「新陳代謝(ターンオーバー)」と呼び、
美容に興味のある方にとっては、常識的なことと思います。

必要のない(すでに機能を失った)細胞を排出し
新たな活発な細胞を作り出すことで、「ハリ」といったものを実現しますが
体の機能全体が衰えていることによって、正常なターンオーバーが発生しなくなります。

新陳代謝の衰えは、中年以降の様々な要素に波及することになりますが
こと「美」に関する要素を考えた際に、<細胞を作る細胞>である
幹細胞の状態というのは、非常に重要なものであると言えます。

肌中の水分の減少

そして、直接的に肌の衰えを見た目に反映させている
最大の要素が、肌中の水分量の低下になります。

いわゆる「潤い」と呼ばれている要素であり
「乾燥(カサカサ)肌」の傾向を招いていることも常識的です。

そして、この肌中の水分が失われる要因としては
細胞の劣化・新陳代謝の劣化によって
肌を守る成分、肌に水分を留めておく成分が減少していることが挙げられます。

見た目だけでなく、肌を守っている成分としては

  • 皮脂
  • セラミド
  • コラーゲン

といったものが挙げられますが、そのどれもが減少し
更に機能を失ないつつあることで、肌質を劣化させるのです。

より深いケアをする必要がある

ここからは、「ピーク」以降の「衰えつつある肌質」
改善していくための、基本的な対策・改善策を解説していきます。

そして、根本的に肌質を改善するためには
まずは体の中から、身体機能を回復させていくことが不可欠です。

まずはとにかく、健康的な細胞を生み出すための働きかけが大切です。

これは、内臓の機能を向上させることや
細胞を構成する「アミノ酸」・細胞の核となる「亜鉛」を摂取するといった

総合的な食生活の改善が求められます。

質の高いものを摂取し・質の低いものを避ける

これらは、現代では意外と難しいことであり
無意識のうちに、肌に負担をかけている人がほとんどです。

1日に1回でも、ファーストフードを食べているという人は
決して他人ごとではなく、その積み重ねが細胞の質を悪化させています。

まずは代謝の改善

新陳代謝を活発にすることで、古くなった細胞が排出され始め
新たに作り始めた元気な細胞によって、効率的に綺麗な肌を作ることができます。

新陳代謝は「自律神経」によって、コントロールされているものであり
自律神経の環境の改善は、規則正しい生活リズムからであり
特に女性にとって徹夜・夜更かしは、思っている以上に悪影響を与えるものです。

また運動をすることは、もちろんメリットのあることですが
「汗」をかくこと自体が、代謝を向上させるわけではありません。

<汗をかく>ことよりも「汗をかく機能」を改善することが
新陳代謝の質を、本質的に改善することにつながるのです。

肌から水分を逃がさない

そして最も大切なことが、<水分を逃がさない>ことです。

「逃がさない」とは「蒸発させない」ことであり

細胞の活性化・新陳代謝の改善によって

潤いを作る環境は整っていきます。

あとは「留めておく」ことで、肌の質を保つことができます。

この過程では、

  • 皮脂の除去をし過ぎない
  • 入浴後の入念なケア

といった、サポートアプローチがより重要になってきます。